自分のやりたい事にとことん向き合える環境
浅野 仁美 さん(前期課程1年生)
大学院の講義は学部の講義と違って,自分が2年間かけて研究するものについて,より良い研究ができるように,援助してくれるものが多いです。多様な研究方法の教授や短編論文の執筆,プレゼンテーションなど,自身の研究のモチベーションを上げてくれるものが多く,また,先生も積極的に応援してくださる方が多いので,とても居心地の良い環境だと感じます。
私は,ドイツの画家のあるシリーズものの作品について研究しているのですが,現在は,来年のドイツ留学の実現に向けて,日々準備を進めています。それと同時に自身も油絵を制作し,今年は公募展に応募したり,展覧会を催したりと,作り手としての活動の場も広めていく予定です。
大学院はとにかく時間があることが魅力であると思いますが,その時間を生かすも殺すも自分次第だと感じます。これから2年間,ストイックに研究や絵画制作に励み,悔いの残らないように過ごしていきたいと思います。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2011』 より