「心理学」を通じて主体的な学びの場を創造する
清藤 結依子 さん(前期課程2年生)
私は他大学から入学しました。学部時代に,現在の指導教員の先生が書いた論文を読み,「この先生の下で勉強したい!」と思ったことがそのきっかけです。私の研究のテーマは「自己愛」。卒業論文で先生の作成した自己愛人格尺度を用いて,青年期の自己愛について研究したのですが,より発展した内容にしたいと思い,現在は主に英語や日本語の文献を読み,修士論文に向けて勉強をしています。大学院では心理学研究法という授業のティーチング・アシスタントを任せていただいたことで,知識や作業の復習をしながら,教える楽しさや大変さを実感することが出来ました。また院生ならではの「学部生に近い目線」で授業を行うことが出来るため相談なども受けやすく,受講生と一緒になって学びの場を作り上げたという感覚が強くあります。今年度も同じ授業を担当することが決まっているので,よりパワーアップした授業に仕上げていきたいですね。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2011』 より