本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。

IPCCレポートを根堀り葉堀り読む会

神戸大学サイエンスショップでは,2007年9月より,「市民のための,IPCCレポートを根掘り葉掘り読む会」を継続的に開催し,主としてIPCC第4次評価報告書 (AR4) 第1作業部会 (WG1) の技術要約 (TS=Technical Summary) の解読に取組み,2014年4月5日で98回の開催を数えました。

このたび,IPCC第5次評価報告書 (AR5)が刊行された機会に,第2期の「市民のための,IPCCレポートを根掘り葉掘り読む会」を開始することにいたしました。

この会は,第1期と同様,次のような趣旨で実施いたします。

科学の発展に伴い,最先端の科学的知見は,専門家でない人々(市民)にとって理解が困難なものになってきています。一方で,インターネットなどを通じ,誰もが科学者の手になる文献を直接手にとって読んでみることも可能になってきました。ただ,読みたい,知りたいと思っても,その膨大な量を前にして,また,科学的な知識や分析方法を身に付けていないと解読できないところもあり,ひとりで挑戦することは,なかなか大変なことです。

気候変化に関する議論が,専門家や政策立案者だけでなく,多くの市民の関心事となっている現在,様々な分野からの知見を集結・提示した膨大な量のIPCC評価報告書を,社会の中の様々な背景をもつ様々な立場の人々が集まり,協働して自らの手で解読してみようという会が「IPCCレポートを根掘り葉掘り読む会」です。

この試みにご一緒に参加なさいませんか?

神戸大学サイエンスショップ


第2期「市民のための,IPCCレポートを根掘り葉掘り読む会」開催予定

【2022年】
【2021年】

※第2期これまでの開催

【2014年】
【2015年】
【2016年】
【2017年】
【2018年】
【2019年】
【2020年】


関連情報

IPCCレポートは,国際的な専門家集団が,気候変動に関する自然・社会科学的研究成果を分析検討し,知見を整理して合意の得られた事柄について提示された報告書です。地球温暖化問題などに関する国際的な取り決めの基礎資料として利用されています。以下,関連サイトもご覧ください。


本会の過去の開催状況につきましては,「IPCCを根掘り葉掘り読む会」の旧ホームページをご覧ください。