新しい道へ向かって:夢だった臨床心理士への歩み
岸本 美鶴 さん(前期課程2年生)
私は他大学の英文科を卒業し,数年間公立高校で勤務した後このコースに入学しました。もともと人のこころや対人関係に興味を持っていましたが,高校教員として働く中で再びこの分野を勉強する必要性を感じるようになり,臨床心理士を目指すことにしました。その中で神戸大学の臨床心理学コースを選んだ理由は,人間発達環境学研究科のもとにあり,教育や青年期に関する研究をすることができると考えたからです。人間発達環境学研究科には心理教育相談室があり,学生一人一人がケースを持つことができ,本格的なカウンセリングの実習経験を積むことができます。また,ケースカンファレンスも充実しており,丁寧な指導や助言をしてもらうことができます。コースは全体的に温かく親切な雰囲気があり,先輩や先生方もフレンドリーです。このような恵まれた環境を活かし,私も一つでも多くの知識と経験を積みながら,学び続けたいと思います。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2012』 より