臨床心理学を本格的に身につける学び: 私とあなたの再発見
プリマコワ・カテリーナ さん(前期課程2年生)
他大学の卒業でかつ留学生である私は,不安な気持ちもありましたが,ウクライナにはない日本独自の心理学を学びたいと思いました。神戸大学の海と山に囲まれたアットホームな雰囲気に惹かれ,ぜひここで臨床心理学の勉強をしたいと心に決めました。先輩や先生方の厳しくも優しいご指導のお陰で,院生生活はとても充実したものとなりました。
臨床心理学コースの院生室は,隔たりが無く,先生や先輩との有意義かつフランクな交流の場となっています。研究にかぎらず様々な話題で盛り上がっている雰囲気が私はとても好きです。臨床心理学コースの実習は心理教育相談室の運営とケースカンファレンスが中心ですが,臨床心理士に必要なスキルを身につけるだけではなく,先輩や先生方と絆を強めることで新たな学びを得ることもできます。さらに大学院GPで始まった活動などを通じて,様々な専門家と出会うことができます。
1年後には大学院で得たこの縦や横の沢山の繋がりを胸に,心理実践の場に飛び立っていきたいと思います。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2011』 より