2018年9月23日(日)10時~12時に,鶴甲地区連合自治会および青空防犯パトロールと共催で防災避難訓練を行いました。この防災避難訓練は,人間発達環境学研究科の体育館が災害発生時の避難所として指定されたことをきっかけに,地域の防災意識を高める目的で2014年から毎年実施しています。
この日,120名を超えるたくさんの方が参加され,興味を持ったブースを自由にまわって実際に体験しながら防災について学ぶことができました。今年度の内容は,実際の避難所の様子をイメージできる「リアル避難所体験」や,紙皿・新聞紙スリッパを実際に自分で作ったり,アルファ化米の試食,災害に関する講演があったりと盛りだくさんでした。さらに今年度は救助犬も来場しました。見て,聞いて,触れて,様々な体験ができ,とても有意義な時間となりました。
参加者アンケートからは「普段忘れがちだが訓練を受けるたびに意識が高まる」,「一人で参加して不安だったが同じ地域の人たちとブースを回れて良かった」,「段ボールベッドはテレビで見たことがあったが実際に座ってみることができて良かった」,「水の発電装置はすごいと思った」等々,たくさんの感想をいただきました。また,「子どもも興味をもてる工夫があれば嬉しい」,「防災についての相談窓口があれば助かる」などのご意見やご要望もいただきました。
災害はいつ何時起こるかわかりません。いざという時に適切な避難行動を取ることができるよう,このような機会を有効に活用し,一人ひとりが備えについての意識を高めていくことが大切だと思います。