第1回 5月24日(土)
平成26年度に入り,鶴甲いきいきまちづくりプロジェクトでは従来のようなイベントだけでなく,連続講座も開催することとなりました。
その第1弾は「園芸教室」です。参加定員が20名でしたが,応募者が殺到し,あっという間に定員オーバーとなってしまいました。鶴甲地域在住の皆さんの園芸への関心度の高さがうかがえました。
第1回目の5月24日(土)は文句なしの快晴,絶好の園芸日和でした。発達科学部の実習観察園で,発達科学部の市橋秀樹先生のご指導の下,グループに分かれて野菜やお花を数種類植えました。最初はどこかぎこちない様子の皆さんでしたが,快晴の空の下,清々しい初夏の空気を吸いながら土いじりをしているうちに,まわりの人ともすっかり打ち解け,楽しそうに園芸を楽しんでおられました。最後にはイチゴ狩りとキンカン狩りも体験。帽子いっぱいに収穫物を入れて喜んで帰っていかれました。
次回は6月14日(土)。今回植えた野菜やお花がどうなっているか楽しみです。
第2回 6月14日(土)
6月14日(土)に,第2回目の園芸教室が開催されました。第1回目で植えたお花や野菜が芽を出し,青々と生長していました。
今回は,前回植えたお花を少しずつ小さなポットに入れ替える作業を最初に行いました。小さな芽をつぶさないように,皆さん慎重に作業を行われていました。市橋先生のご厚意により,アサガオは自宅に持って帰れることになりました。
次に,野菜畑へ。前回植えた野菜の間引き作業です。まだまだ小さいですが,青々とした新鮮な野菜が出来上がっていました。「これからどんどん伸びるので,思い切り抜いてください」という先生のご指導により,最初は遠慮されつつも,次々と間引いておられました。抜いた野菜はもちろん食べられるので,グループの皆さんで分けて,それぞれお持ち帰りになりました。
参加者の皆さんからは,「こんな教室に参加できて,本当にうれしい」,「次回が楽しみ」というお声がたくさん聞かれました。
次回は7月5日(土)。お花や野菜がさらに生長している姿を見るのが楽しみです。
第3回 7月5日(土)
7月5日(土)に,園芸教室の第3回目を開催しました。当日はあいにくの雨模様でしたが,教室が始まる頃には小雨になり,外で作業が出来ました。
当日は,皆さんお待ちかねの収穫祭。その前に,市橋先生から「挿し木」について講義を受けました。参加者の中には普段からガーデニングをされている方もいらっしゃったので,途中で今まで抱えていたちょっとした疑問を質問しながら,皆さん熱心に先生のお話を聞いておられました。
いよいよ外に出て,収穫の始まりです。5月の末に植えた野菜を掘り起こし,水で丁寧に洗ってグループの皆さんで仲良く分けてお持ち帰りになりました。また,市橋先生のご厚意により,農園で植えられているトマトやキュウリなどの夏野菜の収穫体験もさせていただきました。採った野菜は参加者の皆さんで仲良く分けてお持ち帰りになりました。あいにくのお天気とはなりましたが,今までよりもたくさんの手土産と満足感を持ってお帰りになり,私どもも喜んでいます。
参加者の皆さまからは「本当に楽しかった」「またぜひ開催してほしい」というようなお声をたくさんいただきました。多くの方とふれあいながら土をいじり,何かが育っていく過程と収穫するときの喜びを感じる。園芸をすることは体にも心にも良い影響を与えるので,アクティブ・エイジングの実現に非常に役立つ活動だとあらためて実感しました。