昨年度の夏と秋に2回に分けて開催した連続講座の「園芸教室」が,どちらの回もとても好評をいただいたため,平成27年度も引き続き開催することとなりました。定員25名のところ2倍近い応募があり,抽選で参加者を決めることになりました。
第1回 5月23日(土)
第1回目は5月23日(土)に行いました。発達科学部の実習観察園で,発達科学部の近江戸伸子先生と,昨年度も講師をしていただいた名誉教授の市橋秀樹先生のお2人のご指導ものと,グループに分かれて野菜の播種と花の鉢上げを行いました。野菜はオクラやにんじん,バジルやコリアンダーなど,グループごとに収穫したいもの選んで種をまきました。特に人気があったのは,夏には欠かせない枝豆でした。
20代から80代までの様々な世代の人たちがお互いに協力しあいながら作業を進めました。この日は曇りで5月にしては蒸し暑かったのですが,額に汗を浮かべながらも交流をしながら園芸を楽しんでおられました。最後には農園のイチゴ狩りも体験し,たっぷり2時間の園芸作業を堪能してこの日は終了しました。
次回は6月20日(土)。今回植えた野菜やお花がどうなっているか楽しみです。
花の鉢上げ
野菜の種まき
おまけのイチゴ狩り
第2回 6月20日(土),第3回 7月4日(土)
6月20日(土)に園芸教室の第2回目,7月4日(土)に第3回目を行いました。1回目に引き続き,発達科学部の近江戸伸子先生と名誉教授の市橋秀樹先生のお2人に講師をしていただき,発達科学部の実習農園で行いました。
2回目は二十日大根や小松菜,3回目はバジルやコリアンダー,レタスなどを収穫しました。同じ条件のもとで種を蒔いても,グループによっては芽が出なかったり成長が遅かったりするものもありましたが,先生にアドバイスをもらいながら雑草を抜いたり間引きをしたおかげで,どのグループも自分たちで育てた野菜の収穫を楽しむことができました。また,先生のご好意で,学生が実習で植えたトマトやきゅうり,ナス,とうもろこしなども収穫させてもらいました。お花もローズマリーやベコニア,マリーゴールドなどの挿し木を行い,ちゃんと根が出たものは鉢に移して自宅へ持ち帰りました。
2回目からは3歳の男の子も加わり,ますます多世代間の交流が活発になる中,みんなで一緒になって野菜や植物を育てる楽しみを経験しました。
毎回とても好評をいただいている園芸教室は,今年の秋にも第4弾を開催予定です。
花の挿し木に挑戦
間引きも大切な作業
立派な二十日大根ができました
学生さんの実習畑のおすそ分