2021年11月11日(木)、16日(火)、24日(水)の3回、「かんたんスマホ講座」を開催しました。会場は神戸大学鶴甲第二キャンパスの教室で、各回の定員を10名程度として参加者を募集した結果、定員を超えるご応募をいただき、1回目に12名、2回目に10名、3回目に10名の方にご参加いただきました(3回はほぼ同じ内容で、利用するアプリをインストール済の方と、そうでない方でグループを分ける形で実施しました)。
ICT(情報通信技術)が発達・普及して利便性が増す一方で、高齢者などにとっては敷居が高く、その恩恵を十分受けられないといった問題が指摘されています。特に、コロナ禍で家族や友人とコミュニケーションをとる機会が減っている状況を踏まえて、60歳以上のスマートフォン初心者の方を対象に、「相手の顔をみながらの通話(ビデオ通話)ができること」を目標として、スマホのアプリを利用したビデオ通話の方法などを中心に説明を行いました。講座は、神戸大学の学生スタッフが説明とサポートを行いました。
講座では、参加者同士で実際にテレビ通話を使いて、説明した内容の練習をしていただきました。練習をする中で、スタッフが通話の仕方についてフォローする以外にも、参加者同士で教えあうなど、多くの交流がみられました。また、自分が知りたい内容について積極的にスタッフに質問する方も多くあり、熱心に参加される様子が見られました。
講座実施後のアンケートと、実際の参加者の声を通じて、「周りには個人的に、丁寧に教えてくれる人がいないので、とても助かりました。」「スタッフの皆さん親切でよかったです。」「せっかく教えてもらったのをできるだけ忘れないようにするためにはスマホを触る時間を多くしていきたいと思います。」など、様々なご感想とご意見をいただきました。