アンコールにて
シューベルトの子守唄を合唱
佐々木教授による楽曲の説明
平成27年2月28日(土)に第16回アカデミックサロン「芸術フェスタ2015-シューベルトはお好き-」を開催しました。
この「芸術フェスタ」は,神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間発達専攻表現系の佐々木倫子教授と,大学院声楽表現特論演習の学生さん達に協力していただき,昨年も開催して好評をいただいた企画です。今年も事前に参加申込みをした2歳から87歳までの幅広い世代の約60名が参加されました。
第1部は声楽を中心に,第2部はピアノやフルートの演奏を交えて全14曲が披露されました。また,第2部の冒頭では,誰にでも馴染みのあるシューベルトの子守唄をドイツ語と日本語で参加者も一緒に合唱しました。また,参加者へ配布されたプログラムには,歌詞の対訳や出演者からのメッセージが掲載されており,あちこちにクラッシク音楽を身近に感じることができる工夫がされていました。
アンケートによる参加者からの感想の一部を抜粋します。「こんな近くで素晴らしいコンサートを聴けて幸せな1日でした」(70代女性),「素晴らしい企画で大変エンジョイできました。高度な音楽技術を持った学生さんがおられることを初めて知りました。これからもどんどん表に出てきて下さると楽しいなと思います」(70代男性),「日頃オーディオでしか聴いていないので,生演奏に接する機会を与えて下さったことに感謝しています」(70代男性),「とても面白かったです。知らないことがたくさんありました。とても素敵な歌声でした。また聴きたいです」(小学生),「いろいろな企画を計画され,地域住民には楽しみです。期待しております。ありがとう」(70代男性)。この他にも,今後もこのような音楽を楽しめる企画を継続してほしいという意見も多く見られました。
学生さんたちの美しい歌声と演奏,また華やかな衣装も相まって,とても贅沢で心地よい音楽の世界へ誘われた2時間となりました。